読書記録「年収90万円で東京ハッピーライフ」

読書記録

こんにちは。

30代独身会社員NARAちゃんです。

ひとり時間が大好き

独身かつ一人暮らし、そして本業は在宅ワーク(残業なし)がほとんどのため、私には時間がたくさんあります。

空いた時間は、副業(オンライン事務やライティングを少し)や家の掃除などをして過ごす地味な生活です。

でも私は、そんな自分の、自分だけの時間が大好きなのです。

特に朝は誰からもLINEやメールが来ない、いや、夜でも大して来ないのだけど…。

そんな誰にも邪魔されない自分だけの時間を心底愛しています!

暇な時間は散歩や読書をするのも大好き。

最近は図書館へ行ってなんとなく気になったタイトルの本や、YouTubeで紹介された本を借りて読んでいます。

そこで最近読んだ本を紹介します。

「年収90万円で東京ハッピーライフ」 を読みました

「年収90万円で東京ハッピーライフ」 大原扁理 (著)  太田出版

最初は「節約本かな?参考になる節約方法があったら真似してみたい」と思い、この本を手に取りました。

この本・・・・面白すぎて一気に読破しました

私はなかなか一冊を一日で読み終えることはないのですが(集中力の欠如)、この本はもう、バーーーっと読み進めることができました。

著者の大原さんのお人柄でしょうか。

ゆったりだけど穏やかに、ゆるやかに、なめらかに、スイスイと読めてしまうのです。

まるでこの本の表紙のように。

自分のペースで生きることの尊さ

この本は単なる節約術の本でも、自己啓発本でもありませんでした。

ひとことで表すと「みんな、自分の好きなペースで生きたらいいじゃん。嫌いなことで死ななければ、それだけでOK!」

著者の大原扁理さんは、「90万円の収入で生きることが一番自分にとって心地よい」ということにたどり着いたようです。

無理に節約しているわけでも、生活に苦しんでいるわけでもなく、「自分の好きなペースで生きようとしたら、こうなってた」感じです。

大原扁理さんは、「好きなことをして生きていく」のではなく、「嫌いなことで死なない」と言っています。

この言葉にハッとさせられる方、多いのでは?

人生37年生きていたら(わたし現在37歳です)、嫌なことや嫌いな人と接することで、実際に死ななくても「心が死んでしまっている」状態になることってありますよね。

実際、私も数年前に前職で病み、心が死んでいました。(泣)

「このままではマズイ」と思い、その職場からは半年で早々に逃げましたが。

そして今では、まあまあ好きな職場で、まあまあ好きな人たちと働き、そして愛する我が家で穏やかな日々を過ごしています。

地味だけど大好きな自分の暮らし

私の日常は決して派手ではありません。

できれば散歩以外で外に出たくないし、人にも会いたくない。

友人は数名いますが、会うのは月1回くらいかな?

夜9時に就寝して、朝5時に起きる(最近では4時に目が覚めるように…)、そんな生活をしています。

こんな日常を「つまらない」「刺激がない」と思う人もいるでしょう。

でも、私はこの生活を心底愛おしく思っています

この一人暮らしの部屋で、掃除をしたり、洗濯をしたり、こうやってブログを書いている時間が本当に愛おしい。

早朝の散歩で朝日を見られたときは本当に感動するし、つい拝んじゃう(周りに人がいないことを確認して)。

柴犬の散歩に遭遇した時なんて、それだけで「いい一日だった!」と思える。

こんな小さなことが私にとって本当に平和で大事な日常なんですよね~。

この本の著者の大原扁理さんも、「他人はどう思うか知らないけど、自分の心地よい環境で生きるの最高!」と言っているのです。

大原さんみたいに、「年収90万円で暮らす」のは私にはできません。

たまに海外旅行に行きたいし、大好きなミュージカルも観たい。

でも私は嫌な仕事はせず、嫌な人には会わず、自分の大好きな生活をこつこつ送る。

そんなところが大原さんの考えに共感できたのかなと思いました。

【共感】自分のおうちを心から愛してる!

特に共感できたのは、大原扁理さんが住まわれている家賃2万8千円のおうちについて感謝している箇所。

以下、書籍の一部を引用します。

わたしはひとりで家にいるのが何よりも好き。外でどんなにイヤなことがあっても、家の顔(?)を見るだけでホッとする。

わかる~~~!

会社での飲み会(滅多に参加しないけど)の帰りとか、婚活の帰りとか、心底そう思ったよね。

なんなら、元彼氏とのデートからの帰りでも思ってたもんね。(普通に好きな彼氏だったけど、それ以上に一人の時間が好きすぎるってこと)

そんな愛すべき部屋に大原さんは「ありがとう!」と叫びながらハグしたり、いっぱい掃除しちゃってるらしい。

わかる~~~!

私も自分の部屋が好きすぎて、「ありがとう、ありがとう、大好き」ってよく言ってる。

こうやって改めて文章にするとヤバいね。でも本当によく言ってるの。

この部屋のためなら掃除もまったく苦じゃなくて、掃除機は毎日かけるし、暇を持て余したときは「もっと他に掃除するところないかな~」って探しちゃう。

と言っても、もともと私が掃除好きだったとかきれい好きだったわけではないんですよ。

実家の子ども部屋時代は散らかりすぎて「ゴミ部屋」と家族から罵られ、ある日は天井にでっかいクモの巣が張られていて、叫びながらおばあちゃんに助けを求めたほど・・・。

あの頃はあの頃で楽しかったんでしょうけど、今ほど「自分の好きなもの・苦手なもの」を頭で整理できてなかったのかな~と思う。

今は、それがきちんと整理されている実感があります。

なんだか、まとまらない文章になってしまいましたが、このブログの読者のみなさんもぜひ、この本を読んでみてください。

私は図書館で借りたのですが、自分用に購入しようかなと考え中です。

きっと生きる上で、何かのヒントになると思います。

大原扁理 さん、素敵な本を書いてくださりありがとうございます。

私は私の生き方に、また深く納得することができました。

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