【EU261法】カタール航空が遅延!補償金申請方法 【これで解決!】

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過去に書いた下記の記事、たくさんの方に読んでいただけているようなので、今回は内容をよりシンプルにまとめてみました!

EU261法の細かい適用ルールや金額の説明は今回は省きます。

カタール航空の遅延による補償金支払いまでの流れは、下記の通りです。

①カタール航空へコンタクトを取る

②カタール航空から届くフォームに入力&書類添付

③【祝】入金!

一つ一つの処理方法を次から紹介していきます。

プリビレッジクラブから連絡する方法

カタール航空の会員サイトプリビレッジクラブ」からコンタクトを取ります。

メールで直接連絡する方法もありますので、のちほど紹介します。

カタール航空へ乗った方はビレッジクラブへ登録されていると思いますので、登録済みであることを前提に説明します。

プリビレッジクラブにログインしたら、サイトの下の方にある「Contact us」をクリックします。
日本語メニューなら「お問い合わせの下の”ヘルプ“」です。

その後、

・英語(EN)表記の方→画面真んあたりの「Share feedback with us」をクリック
・日本語(JP)表記の方→画面上の方の「ご意見」をクリック

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-2.png

英語版も日本語版もフォームの形はほぼ同じなので、どちらから送っても同じだと思います。

クリックすると、コンタクトフォームが出てきます。

画面に従って、氏名だけではなくフライトナンバーやチケットナンバー、わかるものはすべて入力しましょう!

そして、一番大きい「Details*」の枠に、今回の補償を求める内容を英語で書きます。
(アラビア語ができる方はもちろんアラビア語で良いと思います!)

英語の例文はこちらで紹介します。

メールでコンタクトを取る方法

tell-us@qatarairways.com.qa

プリビレッジクラブににログインできない方は、上記アドレスに直接メールもできます。

ですが、プリビレッジクラブのコンタクトフォームには入力すべき事項(フライト番号やチケット番号、日付など)が詳細に記載されているため、そちらの方が手っ取り早い気がします。

外資系航空会社へ英語で状況を説明するのは大変ですよね。(だからこのブログに辿り着いた方も多いと思います)

そこで私が実際にカタール航空へ送った「補償金支払い希望」の英文を紹介します。

私はChatGPTにお願いして、先の例文を作成してもらいました。

↓私がChat GPTに投げかけた内容はこんな感じ↓

マドリッド発・ドーハき行のカタール航空が5時間遅延したので、EU261法に基づき600ユーロが補償される見込みです。
それを踏まえて、カタール航空に600ユーロを要求するメール文を英語で作成してください。

↓以下、Chat GPTが答えてくれた例文をそのまま貼り付けます。↓

Subject: Compensation Request for Flight Delay – [Flight Number] on [Flight Date]

Dear Qatar Airways Customer Service,

I hope this message finds you well.

I am writing to request compensation for the significant delay I experienced on my recent flight with Qatar Airways. Below are the details of the flight in question:

Flight Number:
Date:
Departure: Madrid
Destination:
E-ticket Number:
The flight was delayed by over three hours due to a technical problem with the aircraft. As a result, I missed my connecting flight in Doha, which caused considerable disruption to my travel plans.

In accordance with EU regulation EU 261/2004, I am entitled to compensation for such delays. Therefore, I am requesting a refund of €600.

Please advise on the procedure for processing this compensation and let me know if any additional information is required.

Thank you for your prompt attention to this matter. I look forward to your response.

Best regards,
[Your Full Name]
[Your Contact Information]

Chat GPT、優秀すぎる・・・!

カタール航空や他の航空会社に英語でメッセージを送りたい方は、どうぞコピペしてご利用ください!

本文の内容は念のためGoogle翻訳などを使って、記載内容もしっかり確認してくださいね。

また、この文章は私の状況に合わせたものなので、「Madrid」、「Doha」、「€600」、「a technical problem(整備不良)」など書かれていますが、あなたの状況に合わせてアレンジしてください

コンタクトフォームからメッセージを送って約2週間ほどで、カタール航空から申請フォームと必要書類がメールで届きました。

ちなみにこのメールが来るまで2週間ほどかかりました。

不安で2回くらい催促したのですが(笑)、そのときのことは後述します

1.申請フォームに入力

メールに貼られているリンクへ飛ぶと申請フォームがあり、必要事項を入力していきました。

全て英語で入力する必要がありますが、さきほどのコンタクトフォームのように複雑な英作文はありませんのでご安心ください。

フォームには、氏名、住所、航空券ナンバーなどに加え、補償金の振込先の入力もありました。

振込先はただ銀行名と支店名を入力すればよいわけではなく、国際送金に必要な銀行のSWIFTコード(国際コード)なども入力する必要がありました。

SWIFTコードなんて初めて目にした言葉でしたが、Googleで検索するとすぐに出てくると思うので大丈夫だと思います!

すべての銀行のBIC / SWIFTコード | SWIFTコード検索ツール
送金に必要なSWIFT/BICコードを確認および検索できます。

上記のサイトが簡単に検索できそうでした。このサイトでもわかりにくければ、他も見てみてください。

銀行所在地をローマ字で書く欄もありましたが、そこまで神経質にならなくて大丈夫そうです。

表記に不安のあるかたはGoogleやChat GPTで調べるとよいでしょう!

2.必要書類の準備(2点)

補償金申請には上記フォーム入力に加え、下記書類2点が必要になります。

・書類(RELEASE AND DISCHARGE)に必要事項を記入したもの
・パスポートの画像

書類(RELEASE AND DISCHARGE)」は、メールにPDFで添付されています。

私はこれをコンビニでプリントアウトし、直筆で必要事項を記入しました。

書類には国籍、パスポート番号、署名(Signature)、署名日時(Date)、氏名(Name)、住所(Address)を入力します。

基本的にすべて英語表記で記入しました。

署名(Signature)は漢字で書きましたが、ローマ字でもいいと思います。

この書類(RELEASE AND DISCHARGE)パスポートをコンビニでスキャンし、PDFにして保存しました。

この2つのPDFをフォームに添付して申し込み完了です!(お疲れ様です)

補償金申請フォーム送信から約3週間後、銀行口座に補償金が振り込まれていました!

ですが、振り込まれたのは満額の600ユーロではなく575ユーロでした。

外貨送金であるため、手数料ががっぽり取られてしまっていたようですね。(泣)

ですが、575ユーロでもうれしい!ありがとう、カタール航空!ありがとう、EU!

外貨(ユーロ)で振り込まれていたので、適当に頃合いを見て日本円に替えました。

「いつ替えるのがお得」とか、考え方や運用方法はいろいろあるのかもしれませんが、私はあまりそういうことに詳しくないのと、日本円で持っておきたかったのですぐ日本円に替えました!

コンタクトフォームやメールで催促

カタール航空へ初めてコンタクトフォームからメッセージを送った後、しばらく経っても返事がありませんでした。

1週間待っても音沙汰ナシだったので、「ちゃんと送れてなかったかな?」と不安になり、問い合わせ時と同じコンタクトフォームから「送ったメッセージを確認してくださいね」と催促しました。(短気すぎ?)

※催促メールなので、コンタクトフォームからではなく、直接メールtell-us@qatarairways.com.qa)を送ってもいいかもしれません。

お金のことはできるだけ先延ばしにせずにスイスイ進めたかったので、短気かもしれませんが催促のメッセージをしておきました。

参考にされる方がいらっしゃるかわかりませんが、私が送った催促メールも晒しておきます。(笑)

Dear Qatar Airways Customer Care Team ,
I hope this message finds you well.

I am writing to follow up on my previous email regarding the refund request for my ticket [E-Ticket番号], which I sent [日付]

My case reference:[問い合わせメッセージの確認メールに記載の控え番号]

As I have not yet received a response, I kindly request an update on the status of my request.

Given the urgency of the matter, I would greatly appreciate it if you could expedite the processing of my refund and provide me with any updates or additional steps required from my side.

Please let me know if you need any further information or documentation to process my request.

Thank you for your prompt attention to this matter.

Best regards,

[名前]

[メールアドレス]

ちなみに私、催促メール2回送っています(笑)

2回目は紙チケット、E-Ticket、ドーハで手配されたホテル利用券の控えの画像も添えました。

外資系への信用がなさすぎる件。

催促メールを2度も送るも、相変わらず音沙汰なしのカタール航空。

これ以上催促メールを送っても時間と労力を無駄にするだけだと思い、思い切ってカタール航空の日本のオフィスに電話することに。

https://www.qatarairways.com/ja-jp/help.html

カタール航空の公式サイトに日本のコンタクトセンターの電話番号が載ってたので、架電しました。

日本語でのお問い合わせ電話番号は 03-5402-5282 で、
受付時間は平日 09:00 – 17:30 (休業日:土、日、祝祭日)です。英語は24時間営業。
(2025年4月現在)

電話で事情を話すと、すぐに状況を確認してくださいました。

ちょうど今日くらいに返金手続きのメールを送ることになっているようです」とのこと。

ほんまかいな~~!そんなタイミングいいことある~?(笑)

思ったけど、返金されるなら何でもヨシ!

こういうときの日本人の対応は本当に安心感があります。(笑)

その後、すぐにカタール航空より補償金申請フォームの案内メールが届いたというわけです。

カタール航空での遅延によるEU261法について、まとめました。

初めての経験ばかりでしたが、そんな私でも調べながらなんとか補償を受け取ることができました。

カタール航空に限定したEU261法の申請方法のサイトがあまりなかったので、今回この記事を書くことになりました。

この記事が誰かのお役に立てることができると嬉しいです。

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