
こんにちは。
私は物心ついたときから顔のニキビに悩まされてきました。
いわゆる「ニキビ面」というほどではないですが、常に顔のどこかにニキビがある状態でした。
中学生のころはまわりの子達も男女問わずニキビがあったのでそこまで気にならず。
高校生になってティーン雑誌などを見るとスキンケア特集などが載っていたし、周りの友達も洗顔や化粧水を使っている子がいたので徐々に私も美容に興味が湧き始めました。
高校生、大学生、社会人になるにつれ、ニキビと向き合うために本当にいろんなことをしました。
・ビオレのニキビ用洗顔
・AHA石鹸(りんごがパッケージに載っている緑色の石鹸!懐かしい!)
・プロアクティブ
・皮膚科で処方された漢方や塗り薬
他にも色々なものを試しましたが、どれも効かず…。
社会人になっても顔のどこかにニキビがある状態。
そんな自分の顔にイライラして悲しくなることもありました。
何を試しても全く改善されず絶望していました。
そして約10年前のある日、
「Amazonで「ニキビ」と検索して一番上に出てきたものをためそう!」
と思い立ち、早速Amazonで検索しました。
「肌断食」との出会い
すると、一番上のおすすめに出てきたのがこちらでした。

スキンケア製品が出てくると思いきや、本かよ!!!
てか、「肌断食」って何?
でも、「Amazonで一番上に出てきたもの買う」って決めたしな。
化粧品は何を塗ってもダメだったし、「本で何か新しい情報を得られるかも」と思い購入しました。
今は「肌断食」と聞くとピンと来られる方は多いと思いますが、当時(2013年ごろ)はそこまで浸透していませんでした。
届いた本を読んでみると「まじ?」のオンパレードでした。
・クレンジングは使わない
・石鹸(洗顔フォーム)で洗顔しない
・化粧水は使わない
・乳液ももちろん塗らない
・日焼け止めも塗らない
・化粧も最低限で
全部、これまで「当たり前」にやっていることでした。
当時の私は雑誌やメディアの影響で、
・下地、クリームファンデ、パウダーファンデを重ね塗りするのは当たり前
・クレンジングでメイクを落として、W洗顔して、化粧水と乳液や美容液を塗るのは当たり前
だと思っていましたし、そのまま実行していました。
ニキビを隠すためにファンデは厚塗り命!だったくらいです。
肌断食に関する詳しい解説や、上記を使わない理由は本書を読むか、ネットで検索してみてください。
肌断食を実践
藁にも縋る思いだった私は、肌断食法に疑いを持ちつつ、騙されたと思ってこの本の内容を信じて実行してみました。
さっそく、洗顔フォームでの洗顔をやめ、化粧水も乳液も塗るのをやめました。
お風呂から上がって、当たり前のようにつっぱる肌。
いつものように自然と化粧水に手が伸びたのを覚えています。
「いかんいかん」と自分を制し、なんだか落ち着かないまま入浴後の時間を過ごしました。
正直、最初の1週間はしんどかったです!
保湿をしないので、当たり前に肌がつっぱり、乾燥で粉も吹く始末。
「本当にこれでいいのか?」と疑いつつも、他に頼れるものもなかったので本を信じて時が過ぎるのを待ちます。
クレンジングも使えないので、化粧も薄めで。
肌断食開始から1週間から10日くらい経ったころ、肌に変化が見られ始めました。
化粧水を塗らなくてもつっぱらなくなり、ニキビもなくなってきました。
その後もしばらく続けると、明らかに以前よりも肌がなめらかになりすですべとした感触に。
それから10年以上経ちますが、これといって大きな肌トラブルには見舞われません。
食べ過ぎた時にニキビがでることはありますが、皮脂由来のニキビは出なくなりました。
私なりの肌断食のアレンジ
ただ、さすがに全てのものを断つのは難しかったです。
この本の内容をがっつり実行するのではなく、今は自分の状況やライフスタイルに合わせて少しアレンジして気長に続けています。
クレンジングは目元と唇だけに使用
この肌断食法を実行して、地肌がきれいになったので顔にはエトヴォスのミネラルファンデーション のみ塗っています。
肌断食に出会うまでは 下地→クリームファンデ→パウダーファンデ と重ね塗りをしていましたが、今はエトヴォス一層のみで済ませています。
その分、お出かけの際はマスカラや口紅でメイクを際立たせています。
マスカラや口紅はなかなかお湯だけではオフできないので、部分的に無印のオイルクレンジングを使っています。


乾燥シーズンはワセリンを塗る
肌断食は、化粧水や乳液を塗らないのがメインシナリオですが、冬はどうしても乾燥してしまいます。
本書では「白色ワセリン」を推奨されていますが、私は普通のワセリンを使用しています。
白色ワセリンも試したのですが、テクスチャが固くて塗りづらかったので、今のワセリンに落ち着きました。
これ1本あれば、顔だけでなくリップクリーム代わりにもなるので重宝しています。
旅行の時もこれを1本持っていくか、無印の小さなPP容器に移して行けば荷物にならないのでおすすめです。
1本300円台なので、お財布にも優しいのがうれしい♪
このワセリンのおすすめ記事も以前書いているのでよかったら読んでみてください。

日焼け止めは塗っている
この本では、日焼け止めを使うのもNGとされています。(代わりに日傘や帽子などを使用する)
ですが、さすがに日焼け止めを塗らないのはシミやしわのリスクが上がりそうなので、年中塗るようにしています。
ただ高額なものではなく、ニベアの、塗りやすいジェルタイプのものを塗っています。
あまり効果があるのかないのかはわかりませんが、大きなシミや肌トラブルは起こっていないので使い続けています。
これを塗ったあとも、お湯で落ちていそうな感触ですので、頬などの肌にはクレンジングは使いません。

番外編:枕カバーは毎回取り替える
この本には載っていなかったと思いますが、ニキビを改善するには「枕カバーを毎日替えるとよい」という記事を読んだことがあります。
それからずっと実行しています。
確かに寝てる時ってめちゃ汗かくっていいますし、衛生上も毎日取り替えるのがベターかもしれません。
ニキビができなくなったのは、この習慣も影響しているかもしれません!
勇気がいるけど、やってよかった!
肌断食をやるのは、これまでの自分や世間の常識を覆すことになるので最初は抵抗がありました。
ですが肌断食(私流)を始めてから、肌のトラブルが減ったどころか前よりきれいになったので、勇気を持って始めて良かったと思えます。
肌断食を始めるのなら、乾燥の少ない季節がおすすめです。
乾燥のひどい真冬に始めてしまうと、最初はお肌が砂漠状態になってしまって、肌断食をやめてしまう事態になりかねません。
完璧な肌断食はせずとも、私のようにオリジナリティを出して気長にスキンケアできたらいいと思います♪
あの日、この本を検索結果の一番上に出してくれたAmazonに感謝です!


コメント